春日部市の充実人生支援拠点
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14:00~17:00 | ○ | ○ | 〇 | △ | ○ | 〇 | × |
※完全予約制です
休診日: 日曜日・祝日・祝日の無い週の木曜日
金曜日はミーティングの為 時間変更有
予防歯科の基本は
健康は一生の資産です。
健康を日常生活から手に入れましょう
お母さんの妊娠期には生まれてくる赤ちゃんのために、お母さん、お父さんの虫歯治療、歯周病治療を終わらせましょう。
乳幼児期は虫歯の予防。将来の健康人生のために健康行動の準備期間と考えましょう健康を意識する生活スタイルの学習が大事です。
赤ちゃんに生えた最初の乳歯の感動を覚えていますか。4~6歳になったら歯並びに気をつけましょう。
小学校時代は虫歯予防。そして健康的な食生活習慣を学びましょう。
10代になると家庭外での活動時間が増えます。食生活そして飲料に対する注意が必要になってきます自我の芽生えと共に一番歯科医院から足が遠のく年代です。その前に定期的に歯科医院を訪れる習慣形成をしたいものです。
虫歯予防には歯磨きが必要なことは皆さんご存知ですね。今の時代歯を磨かない人はいませんよね。
それでも多くの人が虫歯になるのはどうしてでしょう。
むし歯は歯の表面(エナメル質)からカルシウムなどが溶け出すことで起こります。(脱灰といいます)
エナメル質はカルシウムの結晶が大半ですから酸性状態になると結晶が溶け出します。私たちが食事やカロリーのある飲料をとりますとお口の中の細菌はそれを分解して酸性環境にします。ですから飲食回数が多いとそれだけ酸性に傾きやすくなります。
またお口の中の細菌が多いとまたそれだけ酸性に傾きやすくなります。
特に砂糖を含む食品はむし歯菌の栄養源となります。飲食回数の多い場合や唾液の分泌量が減る夜間なども口腔内が長時間酸性環境にさらされます。酸性の飲み物や酸性の食物でも溶け出します。炭酸飲料やスポーツドリンクも要注意です。
唾液には緩衝作用があり、酸性になった口腔環境を中和する働きがあります。
一度、溶け出したカルシウムイオンなどが歯に再び取り込まれてエナメル質の結晶を硬くすることを再石灰化と言います。
初期のむし歯(白く濁って見える白斑状態)は可逆的な病変です。唾液の力でお口に中が中性化されると溶け出したカルシウムがまた歯に戻ってきます。こうなりますと白斑は消失します。
日常生活の中で脱灰と再石灰化のバランスがとれていれば、むし歯は進行しません。脱灰を促進する最大の原因である細菌の酸の産生を抑えることが極めて大切です。この反応は微量のフッ素イオンが存在するとより促進することが知られています。
脱灰が進んだ後 表面から再石灰化が行われますから結果的には表面直下が一番脱灰が進んだ部分になります。
ですから虫歯の極初期は表面の性状は変わらずに直下の結晶が乱れて白く濁った状態になります。
ここまでにお口の中の環境を改善できれば削らずに治すことが出来ます。
内部が角砂糖で表面が極薄い氷砂糖で包まれていると想像してください。表面の氷砂糖部分が溶けると内部の角砂糖部分は一気に溶け出すわけです。
こうなると削って修復する必要があります。
昔は早期発見・早期治療と言っていました。
30代以降の方は子供の頃歯科医院に検診に行っては削られ銀や金属の詰め物をされて悲しい思いをされた方も多いのではないでしょうか。
現在は早期に発見し、それを生活習慣を見直す貴重な機会として捉え虫歯治療はなるべく遅らせると言う考え方になっています。
レーザー光を虫歯に当て反射する光を計測する器械です。虫歯を引き起こす細菌が特徴的波長を反射することを利用しています。削らないで虫歯の診断が出来ます。
ただし、この数値は光の当て方などによっても簡単に変わってしまい、プラーク(歯垢)にも反応してしまうので、ダイアグノデントを使えば虫歯の診断は完璧というわけではありません。
補助的な診断機器ですのでX線や視診と合わせて総合的に判断します。重要なのは初期虫歯を発見してもすぐに削らない事です。天然のエナメル質が最高の虫歯予防のバリアです。
基本的に初期虫歯は削らずに生活習慣の見直しと観察が必要です。
細菌が固まってべたべたした歯垢(歯くそ)をプラークと言います。ですから虫歯予防の基本はプラークの生成を減らすプラークコントロールとも言えます。
プラークコントロールの基本は
が基本となります。
歯科医院で歯科衛生士にプラーク除去のためのクリーニングを受けるのは大変効果的です。
虫歯の進行を防ぐために、フッ素(フッ化物)を利用しましょう!
フッ素の利用は虫歯予防に大変効果的です。
フッ素は特別なものではなく、お茶や味噌汁、清涼飲料水など様々なものに入っています。私たちは毎日知らず知らずのうちに、ある程度の量のフッ素を摂取しているのです。
ただし、フッ素を一度に取りすぎると中毒症状(吐き気や腹痛など)が現れます。しかし、フッ素を普通に使用している分には全く問題はありません。
また元々高濃度のフッ素を含む飲料水を飲用し続けると斑状歯と言われる白斑のある歯が生えてくる事があります。ただし現在の日本ではほとんど報告されていません。